Go to contents

外国人ゼロの三星、神戸破りACL決勝T進出

外国人ゼロの三星、神戸破りACL決勝T進出

Posted December. 07, 2020 08:40,   

Updated December. 07, 2020 08:40

한국어

「ヴィッセル神戸(日本)を破らなければ韓国行きに飛行機に乗らなければならないのだが、…カタールに残ることができて嬉しい」

プロサッカーKリーグ1、水原(スウォン)のアジアサッカー連盟チャンピオンズリーグ(ACL)のベスト16入りのけん引したキム・ゴンヒ(25)は6日、クラブのインタビューで喜びを隠さなかった。ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が新型コロナウィルスの影響で不参加し、3チームが争うG組で最下位(3位)だった水原は4日、カタールのドーハで行われたグループリーグ最終戦で神戸(G組1位)を2-0で下した。崖っぷちで勝利し勝ち点を5(1勝2分1敗=得失点差+1)として水原は、広州恒大(勝ち点5、得失点差0)に得失点差で上回り、組2位で決勝トーナメント進出を決めた。

神戸戦で水原はキム・ゴンヒが後半4分に頭で決勝ゴールを、イム・サンヒョプが後半23分にPKでトドメのゴールを決めた。左ハムストリング負傷で一時帰国まで検討したプロ5年目のキム・ゴンヒ(Kリーグ通算63試合12得点)は4度にわたって消炎鎮痛剤を投与して出場するなど闘魂を発揮している。キム・ゴンヒは「トーナメントでも良いプレーをしてできるだけ長くカタールに残りたい」と話した。

今季Kリーグ1で8位に止まっている水原は、アジア一の座を争うACLで復活を夢見ている。水原はACLの前身であるアジアクラブ選手権で2度優勝(2001年、2002年)したが、2002~2003シーズンにACL体制が始まってからは頂上に立ったことがない。今大会にタガート(豪州)ら外国人選手が負傷などで参加できず、全員韓国人で試合に臨んでいる水原は、組織力を生かして健闘を続けている。キム・ゴンヒは、「うちはメンタル的にはもっと強くなっている。今季Kリーグ1ではファンの皆さんを失望させたが、今度は喜びを与えたい」と語った。水原は7日午後11時(韓国時間)、ドーハで横浜F・マリノス(日本=H組1位)と決勝トーナメント1回戦を戦う。


鄭允喆 trigger@donga.com