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文大統領「25年までに電気・水素自動車に20兆ウォン投資」

文大統領「25年までに電気・水素自動車に20兆ウォン投資」

Posted October. 31, 2020 08:40,   

Updated October. 31, 2020 08:40

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日、「2025年までに電気自動車、水素自動車などのグリーンモビリティに、計20兆ウォン以上を投資する計画だ」と語った。

文大統領は同日、環境にやさしい未来車の開発現場である現代(ヒョンデ)自動車の蔚山(ウルサン)工場を訪問して、「世界的な激しい競争の中で、(今後)5年間が未来車市場をリードするゴールデンタイムになるだろう」と述べた。現代自蔚山工場は、世界初の水素自動車「ツーソン」と韓国初の量産型電気トラック「ポーター」などを生産した。現代自は同日、世界に先駆けて開発した「電気自動車専用プラットフォーム(E-GMP)」を公開した。

現代自の水素車「ネクソ」に乗って会場に登場した文大統領は、「今日は、世界で初めて水素自動車や電気商用車が販売1万台を突破した日だ」とし、「新しい歴史を書いた現代自と購入者の方々にお祝い申し上げる」と語った。

文大統領は、宋哲鎬(ソン・チョルホ)蔚山市長が環境にやさしい未来車産業育成戦略ブリーフィングで、「最近、現代自の労組が、史上初の無紛争で賃金を据え置く団体交渉に合意した」と語ると、鄭義宣(チョン・ウィソン)現代自グループ会長を見て笑いながら、「うちの会長」と拍手をした。鄭会長がこれまで蔚山現代自工場の経営をうまく取り仕切ってきたと励まして、会長就任を祝う意味と見られる。これに対して鄭会長は、文大統領と一緒に工場内に移動しながら、「とても光栄だ」と前向きに回答した。

文大統領は工場を見学しながら、鄭会長に「水素燃料電池の位置はどこか」「一度充電すれば、どれほど走行できるか」などを尋ねた。また、鄭会長と自律走行ベースの共有型移動手段のコンセプトカー「M.ビジョンS」に一緒に試乗した。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com