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「Oppa Bolmae」Kポップブームと共に広がる韓国語と韓国文化

「Oppa Bolmae」Kポップブームと共に広がる韓国語と韓国文化

Posted October. 05, 2020 08:47,   

Updated October. 05, 2020 08:47

한국어

オッパ(Oppa=お兄さん)、ヌナ(Noona=お姉さん)、オンニ(Unnie=姉さん)、エギョ( Aegyo=愛嬌)…。

海外でKポップや韓国ドラマ、韓国映画の人気が日増しに高まる中、韓国語をそのまま英語表記で使う例が増えている。「一番好きな」を意味するチェエ(Choeae=最愛)、「みるみる魅力的だ」を縮約したボルメ(Bolmae)などの言葉も、そのまま使われている。

アイドルグループの海外ファンは、英語よりも韓国ファンが使っている言葉を使っている。グループ内の最年少メンバーのことを「ザ・ヤンゲスト・メンバー(The youngest member)」ではなくマクネ(Maknae)と呼ぶのが代表的だ。海外ファンのソーシャルメディアには「オタクになる」を意味するイプドク(Ipdeok)とその逆を意味するタルドク(Taldeok)という言葉も多用されている。

アマゾン・ドットコムではホミ(HoMi)やガッ(Gat)、ポデギ(Podaegi)など英語に訳しづらい単語は韓国語名をそのまま使って販売されている。このように韓国語を、そのままローマ字表記するのを「ドル正音(アイドル+訓民正音)」と呼んでいる。

韓国語を学ぼうとする動きも広がっている。昨年、韓国語能力試験(TOPIK)申込者は37万人を越えた。76ヵ国の213ヵ所に設置され、韓国語と韓国文化を広めている世宗(セジョン)学堂を訪れる外国人も多い。今年、世宗学堂の新規指定公募には50ヵ国の101機関が申し込み、過去最多を記録した。

文化体育観光部は、韓国語の世界化を進めるための3大推進戦略と9大課題を盛り込んだ韓国語拡大計画「韓国語、世界をつなぐ」を先月に発表し、韓国語事業の専門化、適合化、多様化を推進すると発表した。同部は「韓国語とハングルの拡大は大衆文化を超えて外国人の生活の中に浸透し、新韓流の動力になっている」とコメントした。


孫曉林 aryssong@donga.com