ＵＥＦＡ年間最優秀選手候補にもメッシとロナウドはなかった

「得点マシン」クリスティアーノ・ロナウド（３５＝ユベントス）と「サッカーの神様」リオネル・メッシ（３３＝ＦＣバルセロナ）が欧州サッカー連盟（ＵＥＦＡ）の年間最優秀選手の最終候補３人から漏れた。二人が候補に入れなかったのは同賞制定以来１０年ぶりに初めて。

ＵＥＦＡは２３日、ロベルト・レバンドフスキ、マヌエル・ノイアー（以上バイエルン・ミュンヘン）、ケビン・デ・ブルイネ（マンチェスター・シティ）を２０１９～２０２０シーズンの年間最優秀男子選手の最終候補にノミネートされと発表した。レバンドフスキはＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（ＣＬ＝１５得点）とリーグ戦（３４得点）で得点ランキング１位だった。ＧＫノイアーは欧州ＣＬで６回も無失点試合を記録し、レバンドフスキとともにミュンヘンのトレブル（３冠）達成に貢献した。デ・ブライネはイングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）で１３得点２０アシストを記録し、欧州リーグ全体でアシスト王になった。

最終候補３人は欧州ＣＬ出場の３２チームとヨーロッパリーグ出場の４８チームの監督８０人と、ＵＥＦＡ加盟５５協会から選ばれた５５人のジャーナリストの投票で選出される。１位票には５点、２位票には３点、３位票には１点を与えて、これらのポイントを合計したのだが、メッシは４位、ロナウドは１０位だった。これまで９度あった表彰式にロナウドは欠かさず最終候補に選出されて最多の３度受賞し、最終候補に６度選ばれたメッシは２度受賞した。受賞者は、来月１日、スイスのニヨンで開催される欧州ＣＬ組合せ抽選会で発表される。


李承鍵 why@donga.com