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菅官房長官、16日に首相に就任へ 「安倍首相の継承が私の使命」

菅官房長官、16日に首相に就任へ 「安倍首相の継承が私の使命」

Posted September. 15, 2020 08:17,   

Updated September. 15, 2020 08:17

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菅義偉官房長官が自民党の新しい総裁に選出された。菅氏は16日に召集される臨時国会で首相に就任した後、新内閣を発足する予定だ。

 

菅氏は14日、東京のあるホテルで行われた自民党総裁選で535票のうち7割の377票を獲得し、圧倒的な票差で選出された。同党の岸田文雄政務調査会長は89票、石破茂元幹事長は68票だった。

選出確定後、菅氏は「新型コロナウイルスが拡大するという国難にあって政治の空白は許されない」とし、「安倍総理大臣が進めてきた取り組みを継承して進めていかなければならない。私にはその使命がある」と述べた。菅氏の任期は、持病の潰瘍性大腸炎の再発で辞意を表明した安倍氏の残りの任期の来年9月まで。

菅氏は、2012年12月の第2次安倍政権スタートから7年9ヵ月間、官房長官を務め、政権のナンバー2として省庁間の政策調整や危機管理などの役割を果たしてきた。政府報道官である菅氏は、元徴用工問題など韓日の懸案に対して安倍政権の原則的な立場を主張した。しかし、実利的で戦略家型リーダーと評価される菅氏が首相に就任すれば、韓日関係の改善に弾みがつくという観測も流れている。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com