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与党がコロナで国政監査の1週間短縮を検討

与党がコロナで国政監査の1週間短縮を検討

Posted September. 10, 2020 07:50,   

Updated September. 10, 2020 07:50

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与党「共に民主党」が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年の定期国会の国政監査期間を2週間から1週間に短縮することを検討している。

同党の院内関係者は9日、「新型コロナウイルスの感染対策のために、ソウル汝矣島(ヨウィド)の国会で実施する本監査だけ実施し、監査期間を事実上1週間に短縮することを内部で検討している」と明らかにした。与野党は来月7日から26日まで国政監査を実施することで合意した。同党は、この期間中、各地方の被監査機関で行う「現地国政監査」をできる限り省略し、監査期間を半分に減らす計画だ。

同党が、国政監査期間の短縮を考慮するのは、全国各地にある約790の被監査機関に対する現地監査で国会議員の移動や被監査機関関係者の国政監査出席などが新型コロナウイルスの感染対策に負担を与えると懸念されるためだ。新型コロナウイルスのため、証人採択や出席要請が難しいということも作用した。国会保健福祉委所属の同党の金元二(キム・ウォンイ)議員は同日、自身のフェイスブックに、「福祉委分科討議で国政監査の日程を画期的に調整しなければならないと提案した」とし、「国政監査は法律が定める国会議員の権限であり義務だが、今は国民の生命と安全が重要だ」と強調した。

ただし、第21代国会の初の国政監査に意欲的な「国民の力」など野党がこれに応じるかが鍵だ。国会関係者は、「国政監査は『野党の時間』と呼ばれるほど政府に対する牽制が核心の役割である野党としては、簡単にはあきらめられないイベントだ」とし、「野党の協力なく与党が単独で国政監査期間の縮小を決めることは容易ではないだろう」と述べた。


姜聲煇 yolo@donga.com