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現代自動車、電気自動車に「ギアシフトレバー」を無くす

現代自動車、電気自動車に「ギアシフトレバー」を無くす

Posted August. 04, 2020 08:08,   

Updated August. 04, 2020 08:08

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現代(ヒョンデ)自動車は、来年に発売する電気自動車専用モデル「NE」から、シフトレバーをウィンカーのようにステアリングホイールの後ろに置くコラム式シフトレバーを採用することにした。また、これから出る内燃機関車にもコラム式シフトレバーを導入する予定だ。運転席と助手席の間を分けるギアボックスが消えることで、車両内での大規模な空間デザインの変更が予想される。

3日、自動車業界によると、現代自動車は来年量産する電気自動車・NEにコラム式シフトレバーを採用することにした。「ステアリングコラムシフトレバー」を意味するコラム式シフトレバーは、ステアリングホイールの後ろのレバーを利用してウィンカーを操作するように変速する方法で、海外ブランドであるメルセデス・ベンツやテスラなどが主に活用している。

電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP」を基盤とするNEを出しながら、コラム式シフトレバーを選ぶのは、室内空間デザインをガラリと変える狙いと解釈される。運転席と助手席の間の仕切りが消えたことで、インテリア・デザインを自由に演出できるからだ。現代自は昨年、フランクフルトモーターショーで公開したコンセプトカー「45」で、内部空間をユーザーが自由に飾る「スタイルセットフリー」の概念を提示した経緯がある。NEの外観は、45のデザインをそのまま受け継ぐものと見られる。

一方、現代自はギアノブ方式のシフトレバーを、最近ボタン式やダイヤル式などに変えてきたが、消費者の満足度が高くないという独自の分析に基づいて、今後発売する内燃機関車にもコラム式シフトレバーを積極的に活用することを検討している。


金道炯 dodo@donga.com