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トランプ氏の集会に参加、ケイン氏がコロナ感染で死去

トランプ氏の集会に参加、ケイン氏がコロナ感染で死去

Posted August. 01, 2020 08:50,   

Updated August. 01, 2020 08:54

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2012年米大統領選で共和党指名候補争いに参加し、序盤に旋風を巻き起こした元ピザチェーン経営者ハーマン・ケイン氏が、新型コロナウイルスに感染し、先月30日(現地時間)、死去した。74歳だった。

米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、6月29日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たケイン氏は、ジョージア州アトランタのある病院で約1ヵ月間治療を受けたが、回復にはいたらなかった。ケイン氏は、6月20日にオクラホマ州タルサで開かれたトランプ米大統領の選挙集会にマスクを着用せずに参加した。ただし、遺族側はケイン氏がどこで感染したのか分からないと明らかにした。トランプ氏はツイッターに、「特別な人、愛国者、すばらしい友人だった」と哀悼の意を表した。

1945年にテネシー州メンフィスの貧しい家庭に生まれたケイン氏は、清掃夫、海軍軍務員などを経て、ピザチェーン「ゴッドファーザーズ」の経営者になった、苦労と努力の末に成功した人物だ。


シン・アヒョン記者 abro@donga.com