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柳賢振と崔志萬、25日の開幕戦で対決か

柳賢振と崔志萬、25日の開幕戦で対決か

Posted July. 08, 2020 11:13,   

Updated July. 08, 2020 11:13

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仁川市(インチョンシ)にある東山(トンサン)中高校の先輩後輩関係である「ブルーモンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン=33、トロント・ブルージェイズ)と「Gマネー」崔志萬(チェ・ジマン=29、タンパベイ・レイズ)が開幕戦から直接対決する可能性が高まった。

メジャーリーグ事務局は7日(韓国時間)、チーム当り60試合ずつの「ミニシーズン」を行う2020年のリーグ日程を確定して発表した。それによると、トロントは25ひから3日間、タンパベイの本拠地であるフロリダ州トロピカーナ・フィールドで開幕シリーズを行う。

柳賢振はトロントの球団史上最高額(4年、総額8000万ドル)で獲得した投手であるため、事実上開幕戦先発登板のお墨付きをもらった状態だ。トロントのロス・アトキンスGMも「柳賢振は大変良いコンディションを維持している」と話した。

崔志萬もタンパベイ主力であるため、開幕戦の先発ラインナップに名を連ねる可能性が高い。ただ、左打ちの崔志萬は、これまで左腕投手に弱かったため、左腕・柳賢振を相手にした試合ではベンチを守る可能性もある。崔志萬はメジャーリーグで昨季まで右腕投手を相手に0.844の OPS(出塁率+長打率)を記録しているが、左腕相手では0.584に止まった。

柳賢振は2013年に崔志萬は2016年からメジャーリーグでプレーしたが、まだ両選手が投手と打者として対決したことはない。イ・グァングン東山高監督は、「野球部はもちろんのこと、うちの高校出身者や後輩たちも大きな関心を寄せている」と言い、「二人が素晴らしい対決を見せて、後輩たちに希望を与えてもらいたい」と語った。イ監督は、柳賢振にとっては小中高校の先輩で、崔志萬には中高校の先輩だ。

メジャーリーグ事務局は新型コロナウィルス感染拡大を恐れてナショナルリーグとアメリカンリーグを区別せず、同じ地区に所属するチーム同士でリーグ戦を消化する日程を確定した。同じリーグのチーム同士では40試合を、他リーグのチームとは20試合を行う方式だ。

このため、ナ・リーグ中地区に所属するセントルイス・カージナルスの「KK」金広鉉(キム・グァンヒョン=32)とア・リーグ西地区のテキサスでプレーする秋信守(チュ・シンス=38)が今季に韓国人同士の直接対決を行うことはない。だが、トロントとタンパベイはいずれみア・リーグ東地区のチームであるため、柳賢振と崔志萬は度々対戦することになりそうだ。

メジャーリーグは当初、今年3月27日に開幕する予定だったが、新型コロナの感染拡大で7月に開幕を延期した。レギュラーシーズンは9月28日に終わり、ワールドシリーズが第7戦まで行われば、10月29日にシーズン終了となる。

今年は、また投手が打席に立つナ・リーグのチームも指名打者制度を採択して試合を行い、延長10回からは無死二塁でイニングをスタートする方式で行われる。


黃奎引 kini@donga.com