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トランプ氏、「在独米軍削減、ドイツだけの話ではない」

トランプ氏、「在独米軍削減、ドイツだけの話ではない」

Posted June. 17, 2020 07:58,   

Updated June. 17, 2020 07:58

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トランプ米大統領が15日(現地時間)、ドイツの国防費支出水準に強い不満を示し、在独米軍を最大規模の半分の2万5千人まで削減すると表明した。外信の報道を通じて伝えられた在独米軍の削減をトランプ氏が初めて直接確認したのだ。駐留経費負担問題を抱える在韓米軍の削減論議にも影響を与える可能性がある。

トランプ氏は同日、「ドイツは、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が払わなければならない防衛費を払っていない」と主張した。そして、「ドイツはNATOに数十億ドルを借りており、債務不履行を数年間続けてきた」とし、「ドイツは米国を利用している」と批判した。ドイツとの貿易交渉についても、「私たちは彼らを保護しているが、彼らは貿易で私たちを利用した」と主張した。

特にトランプ氏は、「私はドイツについてだけ話しているのではない」とし、「他の国についても話している」とも強調した。そして、「ドイツが金を払うまで半分の規模に兵士を削減する」とし、「2万5千人水準まで削減した後、どうするか見よう」と付け加えた。

米国がドイツに派遣する米軍規模は循環配置の兵士を含め最大5万2千人まで可能で、現在3万4500人の米軍が駐留している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは、トランプ氏が9月までに在独米軍を現在の規模より9500人削減するよう指示したと報じた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com