三星スマホの平均販売価格が6年ぶりに最高値
Posted June. 15, 2020 08:30,
Updated June. 15, 2020 08:30
三星スマホの平均販売価格が6年ぶりに最高値.
June. 15, 2020 08:30.
by 許桐準 hungry@donga.com.
三星(サムスン)電子のスマートフォンの平均販売価格(ASP)が、6年ぶりに最高値を記録した。14日、市場調査会社・ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、今年第1四半期(1〜3月)の三星電子のスマートフォンASPは292ドル(約35万400ウォン)で、昨年同期(269ドル・約32万2800ウォン)より8.5%、直前の四半期である昨年第4四半期(10〜12月)よりは20.7%上昇した。これは、スマートフォン市場が盛んに成長していた2014年第2四半期(4〜6月)に、三星電子のASPが297ドルに達して以来最高値といえる。当時は高価なフラッグシップ(戦略)スマートフォンを中心に販売が行われたが、中国企業が競争に参入したことで、三星電子も中低価モデルへとラインナップを拡大して価格競争に乗り出し、ASPがやや下がった。しかし、今年3月に発売された「ギャラクシーS20」シリーズと「ギャラクシーZフリップ」などのプレミアムフォンが、再びASPの上昇を導いた。S20シリーズの中で価格が最も高いウルトラモデルの販売比率が高く、Zフリップがフォルダブルフォンの前作である「ギャラクシーフォールド」に続いて「完売」行進を続けたためと分析される。高価モデルの販売比率が高まり、三星電子の売上高基準のグローバルスマートフォン市場シェアも小幅上昇した。三星電子の今年第1四半期のスマートフォンの売上高の割合は22.1%で、前四半期の14.4%より7.7%ポイント上昇した。第1四半期の売上高1位のアップルは37.5%、3位のファーウェイは13.4%を占めた。ただ、第1四半期のグローバルスマートフォン市場全体の規模は、新型コロナウイルス感染症の影響で減少した。第1四半期のグローバルスマートフォン市場の売上高は769億3200万ドル(約92兆5500億ウォン)で、昨年同期(890億500万ドル・約107兆730億ウォン)より13.6%減少した。
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三星(サムスン)電子のスマートフォンの平均販売価格(ASP)が、6年ぶりに最高値を記録した。
14日、市場調査会社・ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、今年第1四半期(1〜3月)の三星電子のスマートフォンASPは292ドル(約35万400ウォン)で、昨年同期(269ドル・約32万2800ウォン)より8.5%、直前の四半期である昨年第4四半期(10〜12月)よりは20.7%上昇した。
これは、スマートフォン市場が盛んに成長していた2014年第2四半期(4〜6月)に、三星電子のASPが297ドルに達して以来最高値といえる。当時は高価なフラッグシップ(戦略)スマートフォンを中心に販売が行われたが、中国企業が競争に参入したことで、三星電子も中低価モデルへとラインナップを拡大して価格競争に乗り出し、ASPがやや下がった。
しかし、今年3月に発売された「ギャラクシーS20」シリーズと「ギャラクシーZフリップ」などのプレミアムフォンが、再びASPの上昇を導いた。S20シリーズの中で価格が最も高いウルトラモデルの販売比率が高く、Zフリップがフォルダブルフォンの前作である「ギャラクシーフォールド」に続いて「完売」行進を続けたためと分析される。
高価モデルの販売比率が高まり、三星電子の売上高基準のグローバルスマートフォン市場シェアも小幅上昇した。三星電子の今年第1四半期のスマートフォンの売上高の割合は22.1%で、前四半期の14.4%より7.7%ポイント上昇した。第1四半期の売上高1位のアップルは37.5%、3位のファーウェイは13.4%を占めた。
ただ、第1四半期のグローバルスマートフォン市場全体の規模は、新型コロナウイルス感染症の影響で減少した。第1四半期のグローバルスマートフォン市場の売上高は769億3200万ドル(約92兆5500億ウォン)で、昨年同期(890億500万ドル・約107兆730億ウォン)より13.6%減少した。
許桐準 hungry@donga.com
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