Go to contents

トランプ氏、チャリティーマッチの中継にサプライズ出演

トランプ氏、チャリティーマッチの中継にサプライズ出演

Posted May. 19, 2020 09:22,   

Updated May. 19, 2020 09:22

한국어

ウェッジショット一発で勝負はもちろんのこと、110万ドル(約13億6000万ウォン)の行方が分かれた。

男子ゴルフの世界ランキング1位のローリー・マキロイ(31=北アイルランド、写真)が新型コロナウィルス克服のためのチャリティー2対2スキンズマッチで決定的なウェッジショットで勝利をつかんだ。

マキロイは18日、米国フロリダ州ジュノービーチ・セミノールGC(パ72)で開かれたテイラーメイド「ドライビング・リリーフ」大会で世界5位のダスティン・ジョンソン(36)と同じ組になって賞金総額300万ドル(約37億ウォン)のうち185万ドル(約22億8000万ウォン)を獲得した。115万ドルを獲得したリッキー・ファウラー(32=米、27位)とマッシュー・ウルフ(21=米、110位)組を破った。

マキロイとジョンソンは米国看護師財団に、同じくオクラホマ州立大学出身のファウラ―とウルフは、米国疾病予防管理予防センター(CDC)に賞金を寄付した。ホールに掛けられた賞金だけでなく、アンダーパーやロングドライブボーナスなどでマキロイとジョンソンは22万5000ドル(約2億8000万ウォン)を、ファウラ―とウルフは81万ドル(約10億ウォン)をさらに獲得した。3月のプレーヤーズ選手権以来2ヵ月ぶりにトップクラスのプレイヤーたちが集まったチャリティーマッチにファンも歓呼した。パートナー会社と個人への後援などで550万ドル(約68億ウォン)を超える寄付金が集まった。

マキロイとジョンソンの優勢が見込まれたが試合は拮抗した。とくにファウラーが7バーディーを奪い、好調ぶりを見せた。後半の13番から18番までで勝負がつかず、累計賞金110万ドルをかけて17番で125ヤードのニアピンでプレーオフに突入した。結局マキロイがウェッジショットをカップ3メートルに落とし、勝負に終止符を打った。

新型コロナウィルスへの感染予防策として、この日プレイヤーたちはキャディを帯同せず自分でキャディーバックを担いだ。グリーンでも直接ボールを拭いた。バンカーにはレーキ―を置かず、足で砂を整理した。4人はいずれもレギュラー大会では許されない短パンを着用して注目を集めた。テレビ放送用のマイクを付けたままプレーした。ポールは試合進行要員一人が担当した。

一方、NBCの中継放送途中、トランプ米大統領が電話インタビューでサプライズ出演した。トランプ氏は、「ゴルフ大会が正常化し、人々がゴルフ場を訪れることを願う。マスクを着用しないで、過去のように行動できることを希望する」と話した。その上で、「これまで人々は社会的距離を取るルールを良く守ってきた。国は前に進む準備ができている」と語った。


姜泓求 windup@donga.com