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ボルボの新車にSK・Tマップと「ヌグ」が搭載される

ボルボの新車にSK・Tマップと「ヌグ」が搭載される

Posted May. 12, 2020 08:19,   

Updated May. 12, 2020 08:19

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来年下半期(7〜12月)以降順次、韓国国内で販売されるボルボの新車に、SKテレコムが独自に開発した車両用統合インフォテインメント(IVI・写真)サービスが搭載される。SKテレコムのIVIが実際に量産車に適用されるのは初めてで、通信会社発モビリティ生態系が拡大するきっかけになると業界では見ている。

SKテレコムは、ボルボ自動車コリアとこのような内容を盛り込んだ「IVI技術共同開発契約」を交わしたと、11日明らかにした。IVIとは、車両搭乗者のための走行情報と楽しみ方を提供するサービスをいう。自律走行車とコネクテッドカー時代を控えて、グローバル代表情報通信技術(ICT)企業が我先に参入する市場でもある。グローバルコンサルティング会社・マッキンゼーは、2030年はコネクテッド・カーの関連市場が1兆5000億ドル(約1829兆ウォン)規模に達すると予想した。

SKテレコムの統合IVIには、カーナビゲーション・Tマップや人工知能プラットフォーム・ヌグ(NUGU)、音楽プラットフォーム・フロ(FLO)など、さまざまなサービスが含まれる。乗車と同時に車両計器盤と目の前のディスプレイ画面で、まるでスマートフォンのように持主に最適化されたコンテンツ環境を提供する。リアルタイムで場所情報や天気情報、経由地に充電ステーションの追加など、電気自動車専用機能も含まれていると、SKテレコムは説明した。すべてのサービスは無線網を通じて自動更新され、サービスセンターを訪問しなくても、常に最新機能を利用できる。

イ・ジョンホSKテレコム・モビリティ事業団長は、「今後、グローバル自動車メーカーとの協力をさらに強化して、モビリティ生態系を拡張する計画だ」と明らかにした。


郭道英 now@donga.com