コロナ「ワンワールドコンサート」…スーパーエムが希望を伝える

グループ・スーパーエムは１８日（現地時間）、米国で開催される超大型オンラインチャリティーコンサート「ワンワールド：トゥゲザーアットホーム（Ｏｎｅ　Ｗｏｒｌｄ　：　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ　Ａｔ　Ｈｏｍｅ）」に出演する。国内歌手の中では唯一、参加者として名を連ねた。

今回のコンサートは、新型コロナウイルス感染症に対抗して戦う世界の医療従事者を応援し、新型コロナウイルス対応資金を調達するという趣旨で企画された。ポップスター・レディー・ガガが、世界保健機関（ＷＨＯ）と慈善団体「グローバルシチズン（Ｇｌｏｂａｌ　Ｃｉｔｉｚｅｎ）」と一緒にイベントを主催した。

出演するポップ歌手、グローバルスターたちも華やかである。１９８５年にエチオピア難民救済資金を調達するために開かれた超大型コンサート「ライブエイド（Ｌｉｖｅ　Ａｉｄ）」に比肩され、「２１世紀のライブエイド」と呼ばれる理由だ。エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダーなどの伝説的巨匠をはじめ、テイラー・スウィフト、セリーヌ・ディオン、ジェニファー・ロペスなどが出演する。ビリー・アイリッシュとカミラ・カベロ、チャーリー・プースも出る。オプラ・ウィンフリー、サミュエル・ジャクソン、デビッド・ベッカム、ジャック・ブラックなどのグローバルスターも参加する。彼らは、コンサートのテーマである「一つになる、善良、希望」のメッセージを込めたパフォーマンスを披露する予定だ。

今回の行事は、英バンド・コールドプレイのボーカル、クリス・マーティンが「＃Ｔｏｇｅｔｈｅｒ　Ａｔ　Ｈｏｍｅ」というハッシュタグをつけて、インスタグラムでライブ公演を行ったことから始まった。次いでピアニストのランラン、サッカーのスターベッカム、放送人のウィンフリーなどの参加で拡大された。

コンサートを共同企画したレディー・ガガは、ティム・クック・アップル最高経営責任者（ＣＥＯ）をはじめ、６８社の企業とのビデオ通話をして寄付を集めた。一週間集めた金額だけで約３５００万ドル（約４３０億ウォン）に達する。公演を終えた後、寄付金をＷＨＯに伝達する予定だ。

コンサートは、韓国時間で１９日午前６時から生中継される。米国、英国、カナダの主要放送局をはじめ、ユーチューブ、インスタグラム、フェイスブック、ツイッターなどの様々なソーシャルネットワークサービス（ＳＮＳ）でもリアルタイム観覧できる。ＳＭエンターテイメントは、「スーパーエムが唯一Ｋ－ＰＯＰ歌手として参加し、世界のトップスターたちと新型コロナウイルスの克服に力を加えるだろう」と明らかにした。


キム・ギユン記者 pep@donga.com