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名作パロディ…コロナに勝つ「お家ギャラリー」

名作パロディ…コロナに勝つ「お家ギャラリー」

Posted April. 08, 2020 08:30,   

Updated April. 08, 2020 08:30

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新型コロナウイルス感染症の大流行により、世界の美術館はそのほとんどが休館の状態となっている。作品も観客に会うことができず、「隔離された」状態となっている。オンラインを通じて動画や写真で見て物足りなさをなだめていた人々は耐え切れず、作品の真似に乗り出している。浴室のタオルはもちろん、タンブラーやレゴまで、様々な生活用品で名作を具現する遊びが広がっている。

先月26日、米カリフォルニア州ゲティ美術館はツイッターのアカウントを通じて、「皆さんに自宅にある物(もしくは人)を活用して、好きな作品を再創造するチャレンジを提案したい」と明らかにした。1974年、石油実業家・ジャン・ポール・ゲティが作ったゲティ美術館は、古代文明から20世紀までの欧州の名作コレクションを持っている。毎年200万人が訪れているが、新型コロナウイルスによって先月14日から無期限休館している。チャレンジのルールは、「好きな作品を選ぶこと」「家にある物3つを活用すること」「その物で作品を再創造すること」である。すると奇抜な名作パロディがあふれた。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「白貂を抱く貴婦人」は、木のビーズのネックレスを頭に巻いた女性に変身した。中世の聖母子パネルの絵で、ラピスラジュルリ色(群青色)の服を着たマリアは、濃いバスタオルをかぶった姿で再現された。絵の中のマリアは赤ん坊イエスを抱いているが、写真の中の女性は、アンズ色のフレンチ・ブルドッグを抱えている。ブルドッグのポーズが似ていて、違和感が全くない。ピーター・ル・モンドリアンの有名な幾何学的抽象は、原色のレゴで非常に簡単にパロディされた。オランダの画家・ヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」(1657〜1658年)を真似した少女の写真は、テーブルの上はもちろん、壁にかかった静物まで似ている。

名作チャレンジは、インスタグラムにも広がった。自ら「芸術が好きな、無限に隔離された4人のルームメイト」と紹介したアカウント(@covidclassics)は、耳を切ったゴッホの自画像をはじめ、美術史の名作を毎日掲載している。ルネ・マグリットのミステリー作品「人の子」(1946年)を再現するために、リンゴがささったフォークをくわえる奇抜さもうかがえる。「どのような編集も、フィルタもなく、家の中にあるものと私たち自身を活用した」と紹介した絵を見るために7万人以上がこのアカウントをフォローした。


金民 kimmin@donga.com