Go to contents

文大統領、済州4・3事件で「真実を法的にも実現しなければ」

文大統領、済州4・3事件で「真実を法的にも実現しなければ」

Posted April. 04, 2020 08:57,   

Updated April. 04, 2020 08:57

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、済州(チェジュ)4・3事件犠牲者追悼日の3日、「『4・3特別法改正』が国会で止まったままになっている」とし、「何が済州を死に追いやったのか明らかにしなければならない」と述べた。

文大統領は同日、済州4・3平和公園で行われた追悼式で、「政界と国会に4・3特別法改正への特別な関心と支援を望む」とし、「真実を歴史的な正義だけでなく法的にも実現しなければならない」と述べた。済州4・3特別法の一部改正案には、犠牲者と遺族への賠償・補償や、不法軍事裁判を無効にすることなどが盛り込まれた。2017年に発議された後、国会で審議が進んでいない。

総選挙を控えて開かれた済州4・3事件犠牲者追悼式に参加した与野党指導部は、特別法改正案の国会通過を誓いながらも、責任を相手に転嫁した。与党「共に民主党」の李仁栄(イ・インヨン)院内代表は、「野党『未来統合党』の反対と非協力で、長時間、国会で改正案の審議が進んでいない」とし、「第20代国会が終わるまでに改正の大切な機会があることを望む」と述べた。一方、未来統合党の沈在哲(シム・ジェチョル)院内代表は、「政府与党が中心をしっかり捉えなかったためであり、我が党のせいというのは言い訳にすぎない」とし、「我が党の済州地域の第1の公約は4・3特別法改正」と強調した。ただし、「共に民主党」が提案した第20代任期内の特別法国会の通過については、「選挙が目前なのでその後のことを考える余裕がなく、分からない」と述べた。


パク・ヒョモク記者 tree624@donga.com