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現代自、米アラバマ工場の休業を31日まで延長

現代自、米アラバマ工場の休業を31日まで延長

Posted March. 23, 2020 08:05,   

Updated March. 23, 2020 08:05

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新型コロナウイルス感染者の発生により、18日(現地時間)から生産を中止した現代(ヒョンデ)自動車の米アラバマ工場が、今月末まで工場を閉鎖することにした。

現代自は22日、米アラバマ工場で31日まで車両生産を中止し、3000人ほどの従業員には適正な補償を支給することにしたと発表した。

この工場の生産停止は、エンジン生産ラインで働いていた一人の従業員がコロナウィルスの陽性反応を見せたことで始まった。当初現代自は、防疫活動などが終わり次第、操業を再開する計画だったが、地域社会の懸念などを勘案して休業を延長したことが分かった。今回の措置で、アラバマ工場の車両生産台数は約1万台減ることになる。

自動車業界では、米国でコロナウィルスが本格的に拡大されていることを受け、今後、自動車需要が激減しかねないことも今回の決定に影響を及ぼしたと見ている。

中国に次いで世界最大自動車市場とされる米国と欧州でコロナウィルスが拡大しており、今年の世界の自動車需要の予測値が次々と下方修正されている。ムーディーズは、マイナス0.9%からマイナス2.5%に、LMCオートモーティブは、販売台数が維持されるだろうという見通しからマイナス4.3%に変えた。


金道炯 dodo@donga.com