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ソウル中央地裁、電子タグまでつけると主張したチョン・ギョンシムの保釈請求を棄却

ソウル中央地裁、電子タグまでつけると主張したチョン・ギョンシムの保釈請求を棄却

Posted March. 14, 2020 08:03,   

Updated March. 14, 2020 08:03

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裁判所は、曺國(チョ・グク)前法務部長官の妻であるチョン・ギョンシム東洋(トンヤン)大学教授(58)の保釈請求について、証拠隠滅の恐れがあると棄却した。

13日、ソウル中央地裁刑事合意25-2部(裁判長=林正燁部長判事)は、「(チョン教授に)罪証隠滅のおそれがあり、保釈を許可するだけの相当な理由がない」としたうえで、このように決定した。これにより、チョン教授は1審の拘束期限が終わる今年5月10日まで、収監されている状態で裁判を受けることになった。

チョン教授関連事件の直前の裁判長である宋寅權(ソン・イングォン)部長判事は、昨年12月、検察が弁護人に事件記録をすぐに渡さないことを叱責しながら、「保釈を検討できる」と語った。検察は、宋部長判事の控訴状変更不許可の決定などを問題にして反発し、チョン教授は今年1月8日、保釈を請求した。

しかし、裁判所の定期人事で、先月裁判長を含む裁判所のメンバー3人が全員入れ替わり、新しい裁判部は保釈尋問から二日後に保釈請求を棄却した。

これに先立ってチョン教授は11日、裁判で「保釈を許してくれれば、電子タグでも何でも受け入れる準備ができている」として、保釈を許可してほしいと訴えた。一方、検察は、チョン教授が捜査過程で証拠を隠匿した事例があり、釈放されれば証拠隠滅の恐れがあるため、保釈を許可してはならないと対抗した。


パク・サンジュン記者 speakup@donga.com