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プレミアリーグーでもコロナ感染者、シーズン中止も検討

プレミアリーグーでもコロナ感染者、シーズン中止も検討

Posted March. 14, 2020 08:02,   

Updated March. 14, 2020 08:02

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イングランド・プレミアリーグ(EPL)の現役監督と選手が相次いで新型コロナウィルス感染が判明し、EPL事務局がリーグ中止の是非を討議するための緊急会議を開いた。

EPLのアーセナルは13日、声明を発表し「ミケル・アルテタ監督(38・写真)がコロナウィルス陽性判定を受けた」と明らかにした。これを受け、アーセナルはロンドンにあるクラブ練習場を閉鎖し、アルテタ監督の隣で練習していたトップチーム選手全員を自主隔離させた。14日午後に予定されていたアーセナル対ブライトンの試合は無期延期となった。アーセナル側は「ファンの皆さんに不便をかけて申し訳ない。しかし皆の健康が第一だ。今回の措置を理解してくれるものと信じる」と話した。アルテタ監督は「体調が良くないので検査は受けなかった」と語った。

チェルシーも同日声明を発表し、所属選手のカラム・ハドソン=オドイ(20)がコロナウィルスに感染したと明らかにした。チェルシーは、「ハドソン=オドイと近くで接触した人たち全員を政府方針に従って自主隔離させる」と発表した。チェルシーもロンドンのクラブ練習場を閉鎖した。チェルシーによると、ハドソン=オドイは9日午前から軽い風邪の症状を見せたが、この日陽性判定を受けた。チェルシーは、ハドソン=オドイは感染を恐れて9日以降から練習場に出ていないと伝えた。

プレミアリーグはコロナウィルス感染拡大を受けて、無観客試合やリーグの中止などについて具体的な対応をしていなかった。しかし、アルテタ監督とハドソン=オドイの感染が判明すると、対応を急いでいる。プレミアリーグは、「全クラブの関係者が集まって今後の対策を議論する」と明らかにした。これに関連し、リーグの暫定中止からリーグの全面無効にすることまで様々な意見が示されている。どの場合でも、リーグを正常に行うことは困難な状況だ。プレミアリーグに先立ち、イタリアのセリエA、スペインのリーガ・エスパニョーラなど欧州のビッグリーグはすでにリーグを中止している。主要リーグでコロナウィルス感染者が出たことを受け、各リーグの上位クラブが争う欧州チャンピオンズリーグの日程にも影響が出ることは必至だ。


李元洪 bluesky@donga.com