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マンションでは初のコホート隔離、住民の66%が新天地信者

マンションでは初のコホート隔離、住民の66%が新天地信者

Posted March. 09, 2020 08:14,   

Updated March. 09, 2020 08:14

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国内で、病院ではなく、一般居住地としては初めて、大邱(テグ)の賃貸マンションが「コホート(集団)隔離」に入った。このマンションに集まって住んでいた新天地イエス教(新天地)の信者は、先月から46人が新型コロナウイルス感染症(COVID19)の判定を受けた。

大邱市と中央防疫対策本部によると、先月18日から今月8日まで、達西区(タルソグ)にあるハンマウムマンションの住民142人のうち46人が、COVID19に感染した。このマンションには、新天地信者94人が住んでおり、このうち半分近い信者が感染判定を受けた。これを受け、大邱市は疾病管理本部と協議して、感染者を病院などに移し、4日、5階建てのこのマンション2棟を丸ごと封鎖する集団隔離措置を下した。感染者以外の住民96に人も、全員COVID19の検査を実施した。8日午後5時基準で、80人は陰性判定を受け、残りの16人は結果を待っている。

ハンマウムマンションは、新天地大邱教会から約1.3キロの距離にある。保健当局は、マンションの信者たちが大小の礼拝に参加して、集団感染が起きた可能性に重点を置いている。一部の住民は、先月末、自己隔離の通知を受けたのに、これに反して互いに接触していたことが明らかになり、大邱市が告発を検討している。大邱には、新天地信者たちが集まって住む集団居住地がさらに10カ所あることが分かった。

妊婦がCOVID19に感染した事例が国内で初めて報告された中、現在まで妊婦8人が一気に感染判定を受けた。大邱で先月24日、COVID19の感染が確認された20代の女性は6日、帝王切開で子供を出産した。この子供は陰性判定を受けた。別の妊婦7人は、釜山(プサン、1人)と大邱(6人)で隔離治療を受けている。

忠清南道(チュンチョンナムド)の「ジュムバダンス教室」から始まったCOVID19の感染者は8日現在、計104人に増えた。世宗(セジョン)市では、この講習を受けた保健福祉部所属の20代の公務員など3人が感染判定を受けた。


大邱=ミョン・ミンジュン記者 チョ・ゴンヒ記者 mmj86@donga.com