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エレベーターで感染、マスクをつけなかった人だけが1分で感染

エレベーターで感染、マスクをつけなかった人だけが1分で感染

Posted February. 29, 2020 07:43,   

Updated February. 29, 2020 07:43

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毎日何度も利用するエレベーターの中で、新型コロナウイルスに感染された。エレベーターでの搭乗途中に新型コロナウィルスに感染した事例は、国内で初めてだ。

28日、ソウル江東区(カンドング)によると、18日午前8時ごろ、ソウル岩寺洞(アムサドン)のフライヤーパレスアパートで新型コロナウィルス感染者である明声(ミョンソン)教会のA牧師(52)と一緒にエレベーターに乗っていた城東区(ソンドング)の職員B氏(41・女)が感染となった。A牧師とB氏は、二人ともにマスクをつけず、1分ほどエレベーターに一緒にとどまった。B氏は子供2人と一緒に同乗した。マスクをつけていた子供2人は陰性判定を受けた。

保健当局は、A牧師の動線を疫学調査していたところ、マンションの防犯カメラの映像を確保して、Bさんと接触した事実を確認した。江東区の関係者は、「防犯カメラからは、A牧師が咳をしたのかは確認が難しい」とし、「Bさんは、明声教会の信者でもなく、A牧師と一緒にエレベーターに乗ったことも知らなかった」と語った。A牧師は、登録信者8万人の明声教会の副牧師で、25日に感染確定の判定を受ける前の16日、信者2000人余りと一緒に礼拝に参加した。

城東区は、職員が感染すると、区役所を閉鎖し、防疫作業に突入した。同じ階で働いていた職員たちは全員自己隔離の措置を取っている。

マスクをつけずに短い会話を交わして感染した事例も確認された。ソウル松坡区(ソンパグ)では、配達員のCさん(40)が24日、感染判定を受けた。22日、知人が運営する文井洞(ムンジョンドン)のアイスクリーム店に立ち寄って、マスクを脱いで知人と2分ほど会話を交わした。知人の感染が確認されると、Cさんも検査を受けて陽性判定を受けた。保健当局は、会話の過程でCさんが感染したと推定している。


コ・ドイェ記者 yea@donga.com