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36歳のチョン・スヨン、「伝説の帰還」

36歳のチョン・スヨン、「伝説の帰還」

Posted February. 25, 2020 08:43,   

Updated February. 25, 2020 08:43

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「プレーオフも見込めたのに、ちょっと悔しいです」

新型コロナウィルス感染症の影響でハンドボールリーグはレギュラーリーグの早期終了という特段の決定を下した。1シーズンにチーム当り20試合を行う男子部だが、12試合をこなした状態で、シーズンを閉じた。最近レギュラーリーグ30連勝を果たしていた最強斗山(トゥサン)の勢いを止めては(25-25引き分け)2連勝を挙げながら河南(ハナム)市庁としては4位で終わったのは悔やまれる。主力アタッカーのチョン・スヨン(35)は「危機を無事克服することを願う。オフシーズンにしっかり準備したい」と話した。

韓国の数え年で36歳になったチョン・スヨンにとって今季は愉快なシーズンだった。得点(69点)とアシスト(50個)の両部門で1位になったからだ。タイトルの同時席巻はSK所属だった2016シーズン以降3シーズンぶりだ。

2011年にスタートしたハンドボールリーグで通算得点(623点)とアシスト(378)の両部門で1位をマークしている「生きる伝説」だが、加齢とともに衰えたという世評も見事に覆した。チョン・スヨンは、「イム・ヨンチョル監督の配慮でやりたいプレーをやりながらフォームを取り戻したようだ」と語った。

選手生活の晩年を迎えているが、目標は高くなった。40歳まで現役を続け、自身の背番号である「7」が並ぶ通算777得点を記録することだ。そして河南市庁の優勝決定戦を制することだ。チョン・スヨンは、「日本でプレーしたピボットのパク・ジュンギュさんも加わる。『新生チームだから』と言い訳が通用しないほど戦力が強化されている。ユニフォームを脱ぐ前に斗山を破ってみたい」と話した。


金培中 wanted@donga.com