Go to contents

タイガー・ウッズ、東京五輪に挑戦

Posted February. 20, 2020 08:25,   

Updated February. 20, 2020 08:25

한국어

「ゴルフ女帝」朴仁妃(パク・インビ=32)と同じように「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(45=米国、写真)の今年の目標の一つは東京五輪出場だ。

しかし、目標を達成するために選んだ道は異なる。朴仁妃は今年初めから「全力投球」に出た。年明けから米国と豪州を行き来しながら4大会全てに参戦した。16日に終わった米女子ツアー(LPGA)ISPSハンダ・オーストラリアオープンでは優勝を果たし、世界ランキングを11位まで引き上げた。韓国人選手では5番目に高い順位だ。五輪は世界ランキング上位15人は、1国4人まで参戦が認められるため、あともう一歩で夢を叶うことになる。

これに対して、ウッズの戦略は「選択と集中」だ。ウッズは20日(現地時間)からメキシコで開かれるWGCメキシコ選手権に参加しない。賞金総額1000万ドルを超える大型大会をきっぱりと飛ばすことにした。

2020年を世界ランキング6位、米国選手4位でスタートしたウッズは、今年は2大会だけに参戦した。それも先週のジェネシス・インビテーショナルでは予選通過した選手のうち最下位の68位だった。世界ランキングは9位、米国選手の中では6位に後退し、五輪出場を楽観できない状況だ。

ところがウッズには焦る様子がない。3週近くを休んで来月5日に開かれるアーノルドパーマー・インビテーショナルに出場するとみられる。米フロリダ州のベイヒルGCで開かれる同大会で、ウッズはこれまで8度も優勝している。今年初めにゴルフ専門かたちは、同大会をウッズの歴史的な米男子ツアー(PGA)83度目の優勝が最有力視される大会に挙げた。ウッズは歴代のPGAツアー通算最多の82勝をマークしている。

4月7日開幕の今年のメジャー初戦、マスターズもウッズが狙う大会だ。ウッズは昨年、14年ぶりに同大会で優勝を果たし、通算4回目にグリーンジャケットに袖を通した。


李憲宰 uni@donga.com