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車線に近づくと「後ろに下がって」と注意喚起の音声が…城東区がスマート横断歩道設置へ

車線に近づくと「後ろに下がって」と注意喚起の音声が…城東区がスマート横断歩道設置へ

Posted February. 18, 2020 08:04,   

Updated February. 18, 2020 08:04

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ソウル城東区(ソンドング)のすべての小学校前に、子供たちの安全な通学路を造成するための「スマート横断歩道」(写真)が設置される。城東区は年末まで、地域内の21の小学校の周辺道路上に車両走行と歩行者信号のほか、さまざまな交通安全支援機能を盛り込んだスマート横断歩道を設置する計画だと、17日明らかにした。

スマート横断歩道は、歩行者の安全と交通事故防止を支援するための8つの機能を搭載した。スマートフォンを頻繁に見る歩行者のために、青と赤で信号を知らせる床型歩行信号と、不正横断禁止のメッセージを込めた「ロゴライト」を設置した。待機エリアの歩行者が車に過度に近づくと、「危険ですから、後ろに下がって」という注意喚起の音声が流れ、夜の時間帯は、歩行者の動きを自動的に感知して光を調節する横断歩道の集中照明灯が運営される。

運転者が横断歩道の位置をよくわかるように支援する発光ダイオード(LED)の誘導灯と、停止線違反車両にこれを知らせる電光掲示板も設置された。区は、横断歩道の周辺を24時間防犯カメラでモニタリングしながら、時間帯と方向別の歩行量を把握して、交通安全データの収集にも活用する。区は昨年10月、区役所前の道路にスマート横断歩道を設置後、一ヶ月間の停止線の違反状況を調査した結果、違反事例が設置前に比べて77.8%減少したと発表した。

区は今年1月まで、地域内の7つの小学校の通学路にスマート横断歩道を設置したのに続き、今年末までに14カ所を追加することにした。このため、来月6日まで、最適の設置場所を見つけるための通学路の現状とデータの比較分析調査を進める。また、地域内のすべての子供の保護区域に、無人交通取り締まりカメラとスピードバンプ、すべり防止施設などを設置する計画だ。


朴昌圭 kyu@donga.com