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孫興民が公式戦4試合連続ゴール、自己ベストタイ

孫興民が公式戦4試合連続ゴール、自己ベストタイ

Posted February. 07, 2020 08:21,   

Updated February. 07, 2020 08:21

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孫興民(ソン・フンミン=27)がトッテナム・ホットスパーで初PKを決め、自己ベストタイの公式戦4試合連続得点を果たした。

孫興民は6日、ロンドンのホットスパー・スタジアムで行われたサウサンプトンとのイングランドFAカップ4回戦再試合に先発出場し、2-2同点の場面で後半42分、PKを得て直接キッカーを務め、決勝ゴールを決めた。先月23日、プレミアリーグ(EPL)のノリッジ・シティ戦でヘディングで決勝ゴールを奪って以来4試合連続で得点を挙げた。

孫興民のPKによる得点はトッテナム加入後初めて。孫興民は試合終了後に「緊張はしたけど、練習を沢山したので自信はあった」と喜んだ。孫興民はPKに関しては愉快でない記憶を持っている。2018年3月、ノリッジ・シティとのリーグカップ戦でキッカーを務めてゴールを決めたが、キックする前に一瞬立ち止まる動きでGKを騙したという理由で得点が無効になり警告まで受けた。代表戦でのPK成功率は50%(6本のうち3本)に止まっている。2015年3月のニュージーランド戦で代表戦初のPKを失敗した。2018年9月のコスタリカ戦や同10月のウルグアイ戦でもPKを逃した。その孫興民がFAカップ4回戦の同点場面でキッカーを務めたのは現地でも話題になった。孫興民は「試合前からキッカーを務めることが決まっていた」と打ち明けた。ジョゼ・モウリーニョ監督の厚い信頼が伺える。

トッテナムは主力ストライカーのハリー・ケインが負傷で離脱している。ケインが相手守備を引き付けてくれたお陰で孫興民にスペースが生まれた時とは違い、最近相手は孫興民の動きを集中的にマークした。相手守備のけん制が集中する中でも快調の得点行進を続けている。

この日も、トッテナムはサウサンプトンに支配率(44%対56%)で押され、孫興民はなかなか機会がつかめなかった。しかし、孫興民は無理にドリブルなシュートを放つよりは、先の3試合と同じように瞬間的に場所を取ることで効率的に一発を決めた。この日もデレ・アリのノンストップクロスに合わせてゴールに飛び込み、相手GKの反則を誘導してPKを得た。トッテナムのパス分析表によると、アリが後半に孫興民に渡した3つのパスのうち一つを決勝ゴールに生かしたのだ。前半は、アリが孫興民に一度もパスを出さなかった。支配率で圧倒された3日のマンチェスター・シティ戦でも孫興民は、たった2本のシュートからゴールを奪った。


兪載泳 elegant@donga.com