孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー)が強豪マンチェスター・シティ「キラー」の本領を発揮し、3試合連続でゴールを決めた。
孫興民は3日、ロンドンの本拠地で行われた2019~2010イングランド・プレミアリーグ(EPL)第25節マンC戦で、チームが1-0でリードした後半26分、ミドルシュートで勝利に止めを刺すゴールを奪い、トッテナムの2-0勝利をけん引した。今シーズン13点目で20攻撃ポイント目(13ゴール9アシスト)だ。
孫興民は昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で強力な優勝候補だったマンCを相手に第1戦で1ゴール、第2戦で2ゴールを決め、トッテナムのベスト4に導く異変を主導した。孫興民は、この日の試合でもゴールを奪い、マンC相手の「良いジンクス」は続いた。
孫興民は、「うまく行くときもあれば、行かない時もある。それでも毎試合成長したい。先を見る選手になりたい「と話した。
昨シーズンまでEPL2連覇を達成したマンCだが、今シーズンは16勝3分け6敗(勝ち点51)でリーグ首位のリバプール(23勝1分け、勝ち点73)に勝ち点差22の2位となっている。最終節の第38節まで13試合を残している中で、マンCは総力戦で臨んだ。しかしマンCは、この日の敗北で残り試合で全勝してもリバプールが半分以上の勝利さえ挙げれば勝ち点でリバプールに負けることになった。
マンCは支配率7対3と圧倒したが、前半40分にイルカイ・ギュンドアン(30)のPK失敗と後半15分のオレクサンドル・ジンチェンコの警告累積による退場は手痛かった。
李元洪 bluesky@donga.com