Go to contents

文大統領、「検察は過ちを自ら正せない。高捜処は非常に意味がある」

文大統領、「検察は過ちを自ら正せない。高捜処は非常に意味がある」

Posted February. 01, 2020 08:27,   

Updated February. 03, 2020 08:27

한국어

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日、権力機関改革の後続措置に関する報告を受け、「過去の検察は過ちを自ら正すことができなかったため、特に高位公職者犯罪捜査処(高捜処)は非常に意味がある」と述べた。大統領府の前・現職参謀を大量に起訴した検察を批判し、7月中の高捜処設置に向けてスピードを出す考えを明らかにしたのだ。

 

文大統領は同日、大統領府で丁世均(チョン・セギュン)首相と秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官、陳永(チン・ヨン)行政安全部長官から権力機関改革の後続措置の報告を受け、「検察改革は何より重要だ」とし、このように明らかにした。文大統領は、「(高捜処の設置で)刑事司法体系が(日本の植民地支配からの)解放後、初めて変わる」とし、「捜査・起訴において聖域をなくさなければならず、国家の司正機関を立て直す必要がある」と強調した。検察を聖域と規定し、高捜処によって検察権力を分散させる必要性を強調したのだ。

丁氏は、大統領への報告直後に出した談話文で、「首相所属の高捜処設立準備団を設置する」とし、「準備団は7月の高捜処設置に向けて支援する役割を担う」と述べた。検察と警察の捜査権の調整については、「警察の権力が肥大化したり乱用されたりしないよう(警察を)国家警察と自治警察に分離して運営する」と明らかにした。

文大統領が検察改革の点検を行ったのは、検察を牽制する高捜処の設置が遅れてはならないと釘を刺すためとみえる。これに先立ち、崔康旭(チェ・ガンウク)大統領公職紀綱秘書官は検察が自身を起訴すると、「高捜処の捜査を通じて(検察の)犯罪行為が明るみになるだろう」と主張した。


パク・ヒョモク記者 キム・ジヒョン記者 tree624@donga.com · jhk85@donga.com