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自転車競技の有望株、ヨム・セボムがタイ合宿中に死亡

自転車競技の有望株、ヨム・セボムがタイ合宿中に死亡

Posted January. 31, 2020 08:16,   

Updated January. 31, 2020 08:16

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自転車競技の有望株、オム・セボム(19・写真)がタイでの合宿中に交通事故で死亡した。

30日、大韓自転車連盟などによると、オム・セボムは28日午前10時頃(現地時間)、タイ・チェンマイの道路で練習中に下り坂のカーブで現地の車両と衝突して意識を失い、救急車で搬送される途中死亡した。来月に忠北(チュンブク)体育高校卒業予定のオム・セボムは今月初めに入団したLX(韓国国土情報公社)の自転車競技チーム所属で合宿をしていた。

自転車競技界の関係者は、「普段サイクルをを良く走る地域だ。15キロほどの坂道をオム・セボムが一番先に下りるところで事故が起きた。曲がり角の激しい死角地帯で30メートル遅れて走っていた選手も事故が起きる瞬間を見れなかった。目撃者もなく、事故車両に車載カメラも設置されていなかったため正確な原因の究明も難しい状況だ」と話した。30日現在、オム・セボムの両親とLXのコーチ陣が現地で葬儀の手続きなどについて話している。

オム・セボムは昨年10月、忠清北道(チュンチョンブクト)の鎮川(チンチョン)選手村で開かれた自転車競技のアジアジュニア選手権トラックで中長距離代表として出場し、団体追い抜きと個人追い抜きで2冠を達成し、各種目の予選でアジアジュニア新記録を打ち立てた。オム・セボムは2019年に自転車連盟サイクル大賞男子高校部の最優秀新人賞受賞者に選ばれ、来月17日に受賞する予定だった。


李承鍵 why@donga.com