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圧倒的な制空権とスピードで初優勝に挑戦、U-23選手権のキム・ハクボム号

圧倒的な制空権とスピードで初優勝に挑戦、U-23選手権のキム・ハクボム号

Posted January. 28, 2020 09:05,   

Updated January. 28, 2020 09:05

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「これからは全勝優勝だ」

キム・ハクボム監督率いるU-23代表が26日午後9時30分、タイ・バンコクのラジャマンガラ・スタジアムでサウジアラビアを相手にアジアサッカー連盟(AFC)U-23選手権(東京五輪最終予選)の決勝を行う。

グループリーグから唯一全勝を挙げている韓国から大会初優勝に挑む。韓国は23日、豪州との準決勝で2-0の勝利を収め、世界初となる9大会連続の五輪出場という偉業を達成した。五輪連続出場記録で2位はイタリアで7大会連続出場だ。

しかし1996年のアトランタ五輪以降24年ぶりの五輪出場を決めたサウジアラビアも気勢を上げている。サード・アル・シエヘリ監督は「チャンピオンになるための必要な全てのことをやる」と話した。

韓国の強みは特定選手に頼らない多様な攻撃オプションだ。韓国は高い身長を生かしたプレーが目立つオ・セフン(193センチ)、パスを使ったチームメイトとの連携プレーに長けているチョ・ギュソン(188センチ)など、それぞれ個性のあるFWを保有している。これにスピードを生かした突破が持ち味のイ・ドンジュン、狭いスペースに切り込む能力と高精度のFK能力を備えたイ・ドンギョンが後ろを支える。さらにサイド突破を得意とするオム・ウォンサンとキム・デウォンら2列目でのプレイに長けているチョン・スンウォンらが布陣している。

こうした多様な攻撃力の組み合わせは相手守備の集中を分散させるのに有効だった。グループリーグ中国戦のイ・ドンジュン、イラン戦のチョ・ギュソン、ウズベキスタン戦のオ・セフンと準々決勝と準決勝のキム・デウォンまで、毎試合異なる選手が決勝ゴールを決めた。韓国は9得点で今大会チーム最多得点を記録している。


李元洪 bluesky@donga.com