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孫興民が新年初ゴール、シーズン11号

Posted January. 28, 2020 09:05,   

Updated January. 28, 2020 09:05

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「全てのゴールは特別だが、今日のゴールはもう少し特別だった。自信を取り戻してくれるゴールが必要だった」

孫興民(ソン・フンミン=28、トッテナム・ホットスパー)が長い沈黙を破り、シーズン11号を決めた。孫興民は23日、ロンドンのトッテナム・ホットスパースタジアムで行われたプレミアリーグ(EPL)のノリッジ・シティ戦で1-1の同点に追いつかれた後半34分に頭で決勝ゴールを奪い、チームに2-1の勝利をもたらした。右サイドを切り込んでいたデレ・アリのシュートが相手守備に当たって高く浮いて落ちるところを孫興民が守備陣を間に駆けつけてヘディングでゴールを決めた。

新年になって4試合連続で勝利がなかった(2分け2敗)トッテナムは、久々に勝利を味わい、9勝7分け8敗(勝ち点34)とした。トッテナムは試合数が一つ少ないウルヴァ―ハンプトン(8勝10分け5敗)と勝ち点で並んだが、得失点差(+6)でウルヴァ―ハンプトン(+2)を上回り6位に順位を上げた。

孫興民は昨年12月8日のバーンリ戦で70メートル以上を単独ドリブルでゴールを決めた「ワンダーゴール」以来、46日ぶりに得点を挙げた。昨年12月23日のチェルシー戦では、相手選手の胸を足で蹴る行為で退場処分を受け、3試合出場停止となった孫興民は、バーンリ戦以降に出場した7試合で沈黙した。ノリッジ・シティ戦を翌日に控えて、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は「孫興民がいつかはゴールを決めるだろうし、その時点はまさに明日になるだろう」と言い、モチベーションを奮い立てた。

モウリーニョ監督の期待通りゴールを決めた孫興民は、「(これまで得点がなくて)つらかった。だからこそ、より平常心を保とうと努めたが、最後の瞬間、自分にボールが来た」と話した。トッテナムは26日、サウサンプトンとのイングランド・サッカー協会(FA)カップ4回戦を行う。


李元洪 bluesky@donga.com