ＣＥＳで三星電子は１９８件、ＬＧ電子は１１９件

三星（サムスン）電子とＬＧ電子が、１０日（現地時間）閉幕した世界最大の家電・情報技術（ＩＴ）見本市「ＣＥＳ２０２０」で、主幹事米消費者技術協会（ＣＴＡ）が授与する「ＣＥＳ最高革新賞」を受賞した。

１２日、三星電子は、今回のＣＥＳでＣＥＳ革新賞４６件を含めて、現場賞１９８件を受賞したと発表した。２０２０年型量子ドット発光ダイオード（ＱＬＥＤ）８Ｋテレビは、ＩＴ専門媒体テックレーダー、トラステッドレビュー、ポケットリント、ＧＤネットなどから「ＣＥＳの最高製品」に選ばれた。特にディープラーニング技術が適用された「ＡＩ量子プロセッサ」と画面の９９％までが活用可能な「インフィニティデザイン」、８Ｋ画質にふさわしい豊かな音質などは、多くのグローバルメディアから好評を得た。

テックレーダーは、「２０２０年の最高技術のリストにただ１つの製品を載せるなら、それは三星のＱＬＥＤ８Ｋを挙げることができるだろう」と絶賛した。生活家電部門では、ファミリーハブ冷蔵庫が５年連続でＣＴＡが選定する革新賞を受賞し、初めて披露したキューブ冷蔵庫も好評を得た。

同日、ＬＧ電子も「ＣＥＳ最高革新賞」などを含めて、計１１９件の賞を受賞した。このうち半分以上は、有機発光ダイオード（ＯＬＥＤ）テレビなどのテレビ関連製品が占めて、技術リーダーシップを認められた。

米国ＩＴ専門媒体トムスガイドは、ＬＧ電子が今年初めて披露した「テレビの壁密着デザイン」について、「ＬＧオーレッドテレビがより洗練された」と好評した。


徐東一 dong@donga.com