コ・ジンヨン、米ゴルフ記者が選ぶ「年間最優秀選手賞」

昨年、米女子ツアー（ＬＰＧＡ）で最高のシーズンを送った女子ゴルフ世界ランキング１位のコ・ジンヨン（２５・写真）が、米国ゴルフ記者協会（ＧＷＡＡ）の「２０１９年の最優秀選手」の受賞者に選ばれた。

ＧＷＡＡは８日、「会員の秘密投票でコ・ジンヨンが２位のネリー・コルダ（米国）を押さえて最多票を獲得した」と発表した。正確な得票数は公開しなかったが、コ・ジンヨンはコルダを大差でリードしたという。韓国人選手では、パク・セリ（１９９８年）、申智愛（シン・ジエ、２００９年）、朴仁妃（パク・インビ、２０１３年）に次いで４人目の受賞となる。コ・ジンヨンはＬＰＧＡツアーのホームページを通じて、「かつてこの賞を受賞した伝説的な選手たちと一緒に名を連ねることになり、この上ない光栄だ」と感想を語った。

コ・ジンヨンは昨年、２つのメジャー戦（ＡＮＡインスピレーションとエビアン選手権）の優勝を含めて４勝を上げた。年間最優秀選手賞と賞金王、最少ストローク賞（ベアトロフィー）を受賞し、世界ランキング１位の座を固く守っている。男女を通じて最多となる１１４ホール連続ノーボギーも記録した。

男子部では、「メジャーハンター」ブルックス・ケプカ（米国）の受賞が決まった。男子ゴルフ世界ランキング１位のケプカは、４４％の得票率を記録し、３６％を獲得したローリー・マキロイ（北アイルランド）を引き離した。昨年に次いで２年連続の受賞だ。

表彰式は、米プロゴルフ（ＰＧＡ）ツアーの今年初のメジャー戦である４月のマスターズ開幕前日に会場の米国オーガスタナショナルゴルフ場で行われる。


李憲宰 uni@donga.com