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黄喜燦、前線配置の際に「レッドブル」の本能発揮

黄喜燦、前線配置の際に「レッドブル」の本能発揮

Posted November. 30, 2019 09:18,   

Updated November. 30, 2019 09:18

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先発出場、最前線、自由なプレー。 

黄喜燦(ファン・ヒチャン=23、FCレッドブル・ザルツブルク)に翼を着けてあげる3つの条件だ。28日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)のザルツブルク対ヘンク(ベルギー)戦で、コラの条件が満たされると、黄喜燦は今季CLで3得点目を挙げるなど大活躍した。2トップで先発出場し、左FWを任された黄喜燦は、守備を混乱させながら鋭いクロスを上げた他、自ら中央に侵入し得点機まで作り出した。

代表チームでは違った。19日にアラブ首長国連邦のアブダビで行われたブラジルとの親善試合では、先発出場したものの、右ウィンガーとして起用され、主に中盤でプレーしたが印象的な姿を見せることはなかった。

代表チーム全体の雰囲気も似ていた。黄喜燦が先発出場した先月10日のスリランカ戦で8-0の大勝を挙げて以来、北朝鮮戦(先月15日)とレバノン戦(今月14日)で得点なしに引き分けた。2試合で黄喜燦はいずれも途中出場した。

専門家たちは、パウロ・ベント監督が黄喜燦を前線に起用すれば、もどかしい流れを解消するのに一定の効果があるだろう、との見方を示している。チャ・ジヒョンSBS解説委員は「黄喜燦は前線のFWとして自由に暴れるとき本領を発揮する選手だ」とし、「最近代表チームでは守備を手伝っているため、ザルツブルクでのような活躍ができていないようだ」と分析した。黄喜燦自身も、中央FWを希望している。黄喜燦は先月、スリランカ戦を控えて「監督が指示する位置なら、どこでも最善を尽くしたい」と言いながらも、「一番自信があるのは中央FWだ」と話した。


李沅柱 takeoff@donga.com