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中3の「数学放棄者」が11.8%…11年ぶりに最高値

中3の「数学放棄者」が11.8%…11年ぶりに最高値

Posted November. 30, 2019 09:19,   

Updated November. 30, 2019 09:19

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授業時間に学ぶ数学の内容を全く理解していない「数放者(数学放棄者)」の中学生が、100人中12人であることが分かった。一方、「学校生活が幸せだ」という中高生は増えた。

教育部と韓国教育課程評価院は、今年6月に行った2019年の国家レベルの学力評価結果、中3生徒の数学基礎学力未達者の割合が11.8%と集計されたと、29日明らかにした。2008年の12.9%以来、11年ぶりに最も高い。政府は毎年、中3、高2生徒のうち、約3%(今年は2万4936人)を選んで国語・英語・数学の科目別成績を評価する。中3の数学基礎学力未達者率は、2017年は7.1%、昨年は11.1%で.、毎年増えている。

基礎学力未達は、教育課程の達成基準4等級(優秀、普通、基礎、基礎未達)の中で最も低い等級である。すぐ上の等級である「基礎学力」が「該当科目の基本的内容を部分的に理解するレベル」であることを勘案すれば、授業を全く理解していない生徒に該当する。

数学を除く残りの領域では、中学生の基礎学力未達率は減少した。国語は昨年の4.4%から今年は4.1%、英語は昨年の5.3%から3.3%に減少した。

高校生は、今年、数放者の割合が減少した。昨年の高2の数学基礎学力未達率は10.4%だったが、今年は1.4%ポイント減の9.0%となった。高2の国語の場合は、能力が落ちる生徒が昨年の3.4%から今年は4.0%に小幅増加した。

生徒の学校生活幸福指数は上昇した。教育部は、学力達成度と共に、毎年生徒幸福度調査を行っている。今年のアンケート調査の結果、中3生徒の64.4%、高2生徒の64.7%が学校生活の「幸福度が高い」レベルであることが分かった。2013年の同じ調査では、中3の43.6%、高2の40.4%のみが「幸福度が高い」レベルだった。6年ぶりに生徒の幸福度が約20%ポイント上昇したことになる。

パク・ジヨン教育部教育機会保障課長は、「生徒の幸福度アンケートは交友関係、師弟関係、教育環境などを中心にできている」とし、「学校現場で、ここに満足する生徒が増えているという意味だ」と説明した。


朴在明 jmpark@donga.com