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孫興民、今度は決勝ゴールをアシスト

Posted November. 28, 2019 15:22,   

Updated November. 28, 2019 15:27

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「ソンセーショナル」孫興民(ソン・フンミン=27、トッテナム・ホットスパー)の攻撃ポイント行進が止まらない。

孫興民は27日、ロンドンで行われたオリンピアコス(ギリシャ)との欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグB組第5戦で2-2で並んだ後半28分、頭で同僚のセルジュ・オーリエ(27)の逆転決勝ゴールをアシストした。4-2で勝利したトッテナムは3勝1分け1敗(勝ち点10)で5戦全勝のバイエルン・ミュンヘン(ドイツ、勝ち点15)に次いで組2位で決勝トーナメント進出を決めた。

孫興民は3日、イングランド・プレミアリーグ(EPL)のエバートン戦で1アシストを、7日のツルベナ・ズベズダ(セルビア)との欧州CL第4戦で2ゴール1アシストを、10日のシェフィールド・ユナイテッド、23日のウエストハム・ユナイテッドとのEPL試合でそれぞれ1ゴールを決めた。シーズン全体の攻撃ポイントは15(EPL4得点、4アシスト、欧州CL5得点、2アシスト)に増えた。

ジョゼ・モウリーニョ監督就任後、トッテナムの攻撃力が復活した。モウリーニョ監督はウエストハム・ユナイテッド戦と同じように前線にハリー・ケイン(26)を立てて、2列目に孫興民、デレ・アリ(23)、ルーカス・モウラ(27)を起用した。前半6分と19分にゴールを許して守勢に追い込まれると、モウリーニョ監督は前半29分にMFを交代する強気に出た。DF出身のMFエリック・ダイアー(25)を外して攻撃力の良いエリクセン(27)を投入した。これでトッテナムの攻撃のシンボルとなっている「DESK」(デレ・アリ、エリクセン、孫興民、ケイン)の組み合わせが久々に稼働された。アリは負傷で、エリクセンは移籍と再契約を巡ってクラブとの摩擦でまともに出場できなかった。モウリーニョ氏は監督就任後、アリがチームの核心的な選手になるだろうと持ち上げ、エリクセンとも個人的な会話をしながら雰囲気を変えた。この日、アリとエリクセンは大活躍した。

トッテナムは前半ロスタイムにアリが、後半5分にケインのゴールで2-2に追いついた。続いて後半28分、アリがあげたクロスを孫興民が頭で方向を変えると、オーリエがボレーシュートでネットを揺らした。トッテナムは後半32分、エリクセンのFKをケインがヘディングでゴールを決めた。今季欧州CLで6得点を挙げたケインは、歴代最少の欧州CL24試合で20得点を記録した。以前の記録はイタリア・セリエAのユベントスで活躍しているアレッサンドロ・ピエロ(34)の26試合だった。


李元洪 bluesky@donga.com