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「ベジタリアンバーガーに肉の油が付着」米バーガーキングが訴えられる

「ベジタリアンバーガーに肉の油が付着」米バーガーキングが訴えられる

Posted November. 20, 2019 08:36,   

Updated November. 20, 2019 08:36

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ファーストフードチェーン・バーガーキングが、「ベジタリアンバーガー」として出したメニューに肉の油がついていたという理由で、菜食主義者の客から訴訟されたと、ロイター通信が18日報じた。

顧客のフィリップ・ウィリアムズ氏は、「ジョージア州アトランタのとある支店で購入した植物性バーガー『インポッシブルワッパー』に、油などの肉の副産物がついていた。同じ問題を経験した顧客が複数人いる」として集団訴訟を起した。彼は、「完璧なベジタリアンバーガーだと思っていたが、肉の油がついていた」とし、自分にこれを事前に知らせるべきだったと主張した。

バーガーキングが今年8月に発売したインポッシブルワッパーは、遺伝子組み換え酵母や大豆などを利用して本物の肉に似たような風味を出すパティを使う。バーガーキングはこの製品を「牛肉0%」とPRしながら、「肉食をしたくない顧客の要求であれば、グリルで焼かない方法でも調理が可能だ」と明らかにしてきた。バーガーに使われる植物性パティを製造するシリコンバレーの代替肉スタートアップ「インポッシブルフーズ」は、「このメニューは、動物性タンパク質の摂取量を減らしたい肉摂取者のための製品であり、厳格な菜食主義者のための製品ではない」とバーガーキングをかばった。パティを焼く過程でつく肉の油まで完全に除去することはできないと主張したものだ。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com