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第3セットで1-5から大逆転、ナダルが4強へ望みつなぐ

第3セットで1-5から大逆転、ナダルが4強へ望みつなぐ

Posted November. 15, 2019 08:27,   

Updated November. 15, 2019 08:27

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「サウスポの天才」ラファエル・ナダル(33=スペイン、写真)が男子プロテニス(ATP)ワールドツアーの2019シーズン最終戦、ファイナルズで劇的な勝利を収め、4強入りに望みをつないだ。

世界ランキング1位のナダルは14日、英国ロンドンで行われたダニール・メドベージェフ(23=ロシア、世界ランキング4位)とのグループリーグ第2戦で2-1(6-7<3-7>、6-3、7-6<7-4>)の勝利を収めた。ナダルは第3セットで、ゲームスコア1-5までリードされたところで、マッチポイントまで許し敗色が濃厚だったが、何とか試合をタイブレークまで持ち込んでは、逆転に成功した。ナダルは、「本当に運が味方した。1000回に1回あるかどうかの勝利だった」と喜んだ。

ナダル11日、グループリーグ第1戦でアレクサンダー・ズベレフ(22=ドイツ、7位)に敗れたため、この試合を落とせばグループリーグで敗退するピンチに追い込まれた。だが、奇跡の逆転勝利を収め、残り試合の結果次第で準々決勝進出が可能になった。

続く試合では、ステファノス・チチパス(21=ギリシャ、6位)がツベレフを2-0で破り、2勝で4強進出を決めた。二日後に行われるナダル対チチパス、ズベレフ対メドベージェフの試合結果次第で準々決勝進出が決まる。

この日、ナダルが勝利したことでノバク・ジョコビッチ(32=セルビア、2位)が世界ランキング1位になるためには今大会で優勝しなければならなくなった。ナダルは決勝に進出さえすれば、ジョコビッチの成績と関係なく、年末には世界1位が決まる。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com