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小癡・許鍊が晩年に描いた老松図を初公開

小癡・許鍊が晩年に描いた老松図を初公開

Posted November. 12, 2019 08:54,   

Updated November. 12, 2019 08:54

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南宗画の巨匠、小癡許鍊(ホ・リョン、1808~1893)が晩年に描いた老松図が新たに公開された。許鍊は、秋史金正喜(キム・ジョンヒ)が高く評価した弟子だった。

国立中央博物館は、来年3月15日まで、ソウル龍山区(ヨンサング)博物館で開催する「孫世基(ソン・セギ)・孫昌根(ソン・チャングン)寄贈の名品書画展3・眼福を交わす」で、老松図を展示する。十曲一隻の屏風いっぱいに一本の松を描いた大型作品だ。

博物館は、「雪に覆われた山の中にポツンと立っている松の木の姿から、許鍊の完熟してはばかることのない筆力を感じることができる」とし、「巨大な規模、根元の皮と曲がりくねった枝のダイナミックな表現は、師匠の影響から脱して自分ならではの画風を成し遂げたことを示している」と説明した。

展示では、閔泳翊(ミン・ヨンイク、1860~1914)、張承業(チャン・スンオプ、1843~1897)、呉世昌(オ・セチャン、1864~1953)など、19世紀の書画家たちの姿を見ることができる作品15点も公開される。


趙鍾燁 jjj@donga.com