Go to contents

柳賢振、今オフFAで先発投手4位に MLB.comがランキング発表

柳賢振、今オフFAで先発投手4位に MLB.comがランキング発表

Posted November. 04, 2019 09:21,   

Updated November. 04, 2019 09:26

한국어

ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=32・写真)がメジャーリーグの公式ホームページ(MLB.com)が発表した自由契約選手(FA)のパワーランキングで8位だった。先発投手では4位だった。

MLB.comは2日、2020年のFA対象の順位を1位から20位まで発表した。柳賢振は当初9位にランクされたが、4位だったクローザーのアロルディス・チャップマンが3日、ニューヨーク・ヤンキース残留を決めたため、順位が一つ上がった。柳賢振は、先発投手の中ではヒューストン・アストロズの右腕ゲリット・コール(1位)、ワシントン・ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ(3位)、サンフランシスコ・ジャイアンツのバムガーナー(5)に続いて4番目に名を連ねた。2015年にアメリカンリーグのサイヤング賞を受賞したダラス・カイケル(13位=アトランタ・ブレーブス)より高い。

MLB.comは、「ドジャースは昨年、柳賢振と1年1790万ドル(約209億ウォン)の契約し、思いがけない儲けものをした」とコメントした。柳賢振は今季にメジャーリーグ全体で防御率1位(2.32)になるなど「キャリアハイ」を記録した。前半戦まではサイ・ヤング賞候補でもトップを走ったが、8月の4試合で1勝3敗、防御率7.48と振るわず、評価が変わって来た。MLB.comは、「後半戦の不調で彼のサイ・ヤング賞争いは輝きを失った。耐久性問題が市場価値に影響を与えかねない」と書いた。

ドジャースが柳賢振との再契約に消極的な態度を見せている中、複数の球団が候補に取りざたされている。ミネソタの地元紙スタートリビューンは同日、ミネソタ・ツインズが獲得する可能性が高い先発投手に柳賢振を挙げた。同紙は「(柳賢振が)変幻自在な投球をする左腕投手として打差との駆け引きに長けている」と評価した。シカゴ・トリビューンも、シカゴ・ホワイトソックスの獲得候補に柳賢振を取り上げ、「来年33歳になるのは気になるが、交渉能力の優れたスコット・ボラスが代理人なので、長期契約も期待できる」と報じた。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com