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「金剛山実務協議」提案、北朝鮮が拒絶

Posted October. 30, 2019 08:18,   

Updated October. 30, 2019 08:18

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北朝鮮が、金剛山(クムガンサン)観光の新しい発展方向を話し合う実務協議の提案を拒絶した。

北朝鮮は29日午前、開城(ケソン)南北共同連絡事務所を通じて、金剛山国際観光局名義で統一部と現代峨山(ヒョンデアサン)に通知文を送り、金剛山の韓国側観光施設の撤去計画と日程については文書交換方式で合意することを求めた。通知文には、政府と現代峨山が28日に北朝鮮に提案した、「金剛山地区の新しい発展方向」に関する内容はなかったと、統一部は説明した。

統一部当局者は、北朝鮮側が実務協議を断った理由について、「金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国側施設の撤去に言及したことから、施設撤去の問題で(議論を)制限しようという考えがあるとみえる」と述べた。北朝鮮側が韓国側との合意なく一方的に施設を撤去する可能性については「予断できない」と述べた。

統一部は、金剛山観光をめぐる問題は、南北相互合意の原則に従わなければならないため、当局間の協議が必要だという立場だ。政府は、対面協議を要請する通知文を再度送ることを含め、様々な対応を検討している。


申나리 journari@donga.com