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「議会のメンター」カミングス米下院議員が死去

「議会のメンター」カミングス米下院議員が死去

Posted October. 26, 2019 09:20,   

Updated October. 26, 2019 09:20

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17日(現地時間)に死去したイライジャ・カミングス米下院議員(民主党)が24日、ワシントンの連邦議会議事堂中央部の円形大広間に安置された。24日、AP通信などによると、円形大広間に黒人議員が安置されたのはカミングス氏が初めて。議会の安置は、米史上、ごく少数の議員、大統領、殉職公職者にだけ与えられる栄誉とされる。

1951年に小作農の子として生まれたカミングス氏は、1996年に故郷のボルティモアで議員生活を始めた。17日に持病で死亡するまでの23年間、下院議員に在職し、「議会のメンター」として同僚議員の尊敬を受けた。民主党のペロシ下院議長は同日、「イライジャは、民主党員には『北極星』のような存在だった。イライジャは真の下院の主だった。彼は議会の歴史を尊重し、米国の未来を作るために努めた」と称えた。

カミングス氏は死の直前まで下院の政府監視および政府改革委員会長を務め、トランプ大統領に対する弾劾調査で中心的な役割を果たしてきた。追悼式にトランプ氏は参列しなかった。AP通信によると、遺体は故郷のボルティモアに運ばれ、25日に葬儀が行われる。葬儀では、オバマ前大統領、クリントン元大統領が追悼演説をする予定だ。


任寶美 bom@donga.com