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ヒューストンとワシントン、世界一はどっちだ あすWS開幕

ヒューストンとワシントン、世界一はどっちだ あすWS開幕

Posted October. 22, 2019 08:38,   

Updated October. 22, 2019 08:38

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リーグ最強のワンツーパンチが対決したら、どっちが勝つだろうか。

メジャーリーグのヒューストン・アストロズとワシントン・ナショナルズが23日に開幕するワールドシリーズ(WS=7回戦制)で対戦する。2005年と2017年に続いて3度目のWSに進出したヒューストンは、2017年以来2年ぶりの世界一を狙う。2005年はシカゴ・カブスに優勝を奪われた。ワシントンは今回が初めてのWSだ。

ヒューストンは第1戦の先発投手にゲリット・コールを、第2戦にジャスティン・バーランダーを予告した。時速160キロを超えるファイヤーボーラーのコールは、レギュラーシーズンに20勝5敗、防御率2.50を記録したトップクラスの投手だ。ポストシーズン(PS)3試合では3勝、防御率0.40で完璧な投球を見せた。ヒューストンはリーグ後半戦以降、コールが先発登板した16試合で1度も負けがない。

ヒューストンはヤンキースとのアメリカンリーグ優勝シリーズ(CS=7回戦制)を第6戦で終えたお陰で、コールのWS初戦起用が可能になった。最終戦まで行っていたら第7戦の先発が予定されていたコールのWS初戦先発は不可能だっただろう。第2戦先発に予告されたバーランダーはレギュラシーズンで21勝6敗、防御率2.58を記録した。PSでは4試合で1勝2敗と勝運はなかったが、防御率3.70と健闘している。

セントルイス・カージナルスとのナ・リーグCSを4連勝で終えて十分な休養を取ったワシントンの先発マウンドも威力的だ。公式発表はしていないが、マックス・シャーザーとスティーブン・ストラスバーグが第1戦と第2戦の先発に起用される可能性が高い。PSの4試合で2勝、防御率1.80をマークしたシャーザーの第1戦先発が有力だ。ナ・リーグのサイ・ヤング賞候補のシャーザーは今年11勝7敗、防御率2.92を記録した。レギュラーシーズン18勝6敗、防御率3.32を記録したストラスバーグはPSで3勝無敗、防御率1.64をマークしている。

MLB.comは、「ヒューストンとワシントンの先発1番手と2番手の投げ合いになるだろう」とした上で「パトリック・コービンとアニバル・サンチェスへとつながる信頼できる先発3番手と4番手を備えたワシントンが、先発陣の戦力面からみて有利だ」と予測した。ヒューストンは先発3番手にザック・グレインキーがいるが、確実な4番手がいないからだ。これに対してヒューストンはロベルト・オスーナなど頼れるリリーフ陣がいる上、優秀な野手を多く保有しており、全体的にワシントンがわずかに優位に立っているとの評価だ。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com