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芸術で表現した「共に暮らす都市」

Posted October. 22, 2019 08:40,   

Updated October. 22, 2019 08:40

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京畿道安養市坪村(キョンギド・アンヤンシ・ピョンチョン)中央公園に巨大な「空気浄化塔」ができた。オランダ人のデザイナー・ダーン・ローズガールデの「スモッグフリープロジェクト」の一環として設置された7メートルの高さの塔だ。ローズガールデの「スモッグフリープロジェクト」は、政府、学校、クリーンテクノロジー産業と協力して、ワークショップを行いながら都心のスモッグをなくす方法について考えてみようという趣旨からスタートした。その一つが、巨大な空気清浄機を公共場所に設置する「スモッグフリータワー」だ。

このタワーが、オランダと中国を経て韓国に来たのは、17日開幕した第6回安養パブリックアートプロジェクト(APAP6)のためだ。パブリックアートをテーマにした国際トリエンナーレであるAPAPは、今年「共生都市」をテーマに、7カ国の47チームの作家を招いて公共の場で約100点の作品やプログラムを披露する。

展示は大きく「安養」「共に」「未来都市」の3つのテーマに分かれて行われる。「安養」は、「地上の楽園」を意味する地名を現代的に解釈した作品やプログラムを披露する。安養芸術公園内の商店街や地域作家のプロジェクト、市民参加プログラムがこれに該当する。

ジョルジュ・ルース作家の「生」の文字が錯視効果を起こす作品は、「共に」のセクションで見ることができる。疎通と共感を伝えるシンガポール・リウォン作家の丸いピンポン台「ピンポンゴーラウンドプロジェクト」も、安養芸術公園・ビョクチョン広場のエアドームの内部に展示される。

ローズガールデの「スモッグフリータワー」は、「未来都市」のセクションに含まれている。国内外の作家たちが参加して、「共生都市」のテーマを解釈した展示「明日より良い」が、安養パビリオンの内部で行われ、パブリックアートの意味を振り返る国際シンポジウムが26日、安養ブルーモンテで開かれる。展示は12月15日まで。


金民 kimmin@donga.com