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キャサリン妃の「クルタ」が呼び出したダイアナ妃の思い出

キャサリン妃の「クルタ」が呼び出したダイアナ妃の思い出

Posted October. 17, 2019 08:10,   

Updated October. 17, 2019 08:10

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「‎トゥクトゥク(東南アジアの3輪タクシー)に座った彼らは、初日から疲れてみえた。英国のウィリアム王子は降りる時、キャサリン妃(ケイト・ミドルトン)の手も取らなかった」

14日から4泊5日の日程でパキスタンを訪問中のウィリアム王子夫妻が話題をばらまいている。パキスタン政府の過剰なもてなしのため、王子夫妻が困惑しているということだ。英紙デイリーメールは15日、「夫婦げんかをする場面が目撃された」と伝えた。

過去植民地だった国をすべて訪れたウィリアム王子は、唯一パキスタンとインドだけは行ったことがなかった。カシミール領土紛争で深刻に対立する二国のどちらか一国だけを訪問できないためだ。2016年についにインドが先にウィリアム王子夫妻の「誘致」に成功し、パキスタンも3年間の努力の末、夫妻を迎えた。精魂を込めたため、パキスタンの伝統を見せるためとして、背の高い夫妻を狭いトゥクトゥクに押し込み、公式の席上に着るクルタ(パキスタン、インド式チュニック伝統衣装)を贈り、プレッシャーを与えた。

外国の首脳や有名人が自分たちの伝統衣装を着ることを特に好むパキスタンは、キャサリン妃が様々なクルタを着た姿を広報している。多くのパキスタン人は1996年、故ダイアナ妃が夫のチャールズ皇太子と一緒ではなくパキスタンを訪れた時、美しい薄水色のクルタを着たことをまだ記憶している。今、パキスタンと英国では、ダイアナ妃とキャサリン妃のクルタを比較する「ファッション・バトル」が起こっていると、メディアは伝えた。


鄭美京 mickey@donga.com