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ミリー新統合参謀本部議長が就任、在韓米軍大隊長を歴任

ミリー新統合参謀本部議長が就任、在韓米軍大隊長を歴任

Posted October. 02, 2019 07:40,   

Updated October. 02, 2019 07:40

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米軍の最高位のポストである統合参謀本部議長に韓国とも縁の深いミリー前米陸軍参謀総長(61)が就任した。前任のダンフォード議長は先月4年、任期を終えて退任した。

先月30日、米国防総省によると、バージニア州アーリントンの合同基地でトランプ大統領、エスパー国防長官らが参加した中、就任式が行われた。1日から任務を開始したミリー氏は、米国の陸・海・空軍および海兵隊を総括指揮する。

ミリー氏は就任演説で、「私たちは人類史上最高の装備を備え、最高の訓練と最高の指揮を受ける軍隊」とし、「敵は私たちの能力を過小評価してはならない」と述べた。また、「国際環境の複雑な挑戦に対抗して平和を守る準備を終えた。必要なら戦争で勝利する準備もできている」と強調した。トランプ氏は祝辞で、「あなたは私の友人、助言者であり、この職責を担う資格がある。優れた経歴を通して見せた明晰さと強靭さで、統合参謀本部議長の義務を果たすことを確信する」と述べた。

ミリー氏は、プリンストン大学の予備役将校訓練課程(ROTC)を経て1980年に少尉に任官した。イラク、アフガニスタンなどで勤めた。在韓米軍第2師団で大隊長としても服務し、昨年8月、韓米同盟に貢献した功労で報国勲章統一章を受けた。

ミリー氏は1日、ワシントンを訪れた朴漢基(パク・ハンギ)統合参謀本部議長、山崎幸二・統合幕僚長と韓米日3国の統合参謀本部議長会合を行った。先月の韓国の韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定後、3国の最高首脳部が会うのは初めて。米側がこの席で3国の安全保障協力を強調し、GSOMIA問題も取り上げたと見られている。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com