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「日本政府、慰安婦被害者に心からの謝罪を」

「日本政府、慰安婦被害者に心からの謝罪を」

Posted September. 24, 2019 08:55,   

Updated September. 24, 2019 08:55

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旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する米サンフランシスコの慰安婦像設立2年を迎えた。これを記念して、サンフランシスコのアジア人コミュニティが22日(現地時間)、銅像があるセイトメリーズ公園に集まり、第2次世界大戦の性犯罪犠牲者数十万人のための正義の実現を訴えたと、新華社通信が報じた。

米大都市に設立された初の慰安婦像であるサンフランシスコの銅像は、第2次世界大戦中、慰安婦として犠牲になった女性のために献呈された。2017年9月に初めて公開されたこの銅像は、韓国、中国、フィリピンの3人の少女が手を握って立ち、慰安婦問題を世界に初めて知らしめた故キム・ハクスンさん(1924~97年)が彼女たちを見ている。

同通信によると、汎アジア系慰安婦正義連帯(CWJC)が行った記念式には、サンフランシスコ理事会をはじめ地域の中国・韓国・日本人コミュニティが参加した。また、マイク・ホンダ下院議員(サンフランシスコ)はもとより、ロサンゼルスの大学生、福岡大学の学生が参加し、日本政府の戦時犯罪に対する公式の謝罪を求めた。CWJCの共同設立者であるジュリー・テン氏とリリアン・シン氏は、「日本が正直に慰安婦女性にしたおぞましい行為に対して謝罪しない限り平和を成し遂げることはできない」とし、「慰安婦女性たちに残された時間はいくらもない。私たちがこの問題に情熱的にならざるを得ない理由だ」と強調した。サンフランシスコ理事会のラファエル・メンデルマン氏も、「第2次世界大戦後のドイツが、彼らが犯したことに対して認めなかったのなら、私が感じた怒りと傷は想像することもできない」とし、CWJCの活動を支持した。

記念式に参加した福岡の2人の大学生は、日本政府を非難した。彼らは、「最近の日本で侵略の歴史を学ぶことは難しい。慰安婦問題も例外ではない」とし、「日本の教科書に慰安婦の言及もない」と話した。彼らは安倍晋三政府について、「自国の歴史を隠すことが私たちの未来をだめにするようで心配だ」と語った。


任寶美 bom@donga.com