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文大統領、トランプ氏にDMZ地雷除去など北朝鮮の体制安全構想を提案

文大統領、トランプ氏にDMZ地雷除去など北朝鮮の体制安全構想を提案

Posted September. 24, 2019 08:56,   

Updated September. 24, 2019 08:56

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国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日未明(現地時間23日)、韓米首脳会談を行う。6月末の板門店(パンムンジョム)米朝会談のために訪韓したトランプ米大統領との会談以来3ヵ月ぶり。

文大統領は今回の会談で、北朝鮮の体制の安全に関する韓国の構想をトランプ氏に提案する計画だ。文大統領は、北朝鮮が米国に新しい計算法を要求して取り上げた体制の安全と関連して、非武装地帯(DMZ)の地雷除去などを通じて、南北の軍事的脅威を下げることを提案したという。トランプ氏が非核化に向けた「新たなアプローチ」に言及し、米朝対話の成功の可能性が高まった中、金剛山(クムガンサン)観光、開城(ケソン)工業団地の再開など制裁緩和だけでなく体制の安全でも韓国が当事者として参加するということだ。文大統領は、トランプ氏との会談に先立ち、グテーレス国連事務総長と会い、北朝鮮の体制の安全に向けた国連との協力についても話し合った。

文大統領と共にニューヨークを訪れた康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、「米朝対話再開にむけて前向きなムードだ」とし、「体制の安全、制裁解除問題に対して開かれた姿勢で交渉に臨むということが米側の基本立場だ」と話した。


ニューヨーク=ムン・ビョンギ記者 weappon@donga.com