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サウジ訪問の李在鎔・三星副会長、ビン・サルマーン皇太子と面談

サウジ訪問の李在鎔・三星副会長、ビン・サルマーン皇太子と面談

Posted September. 19, 2019 08:21,   

Updated September. 19, 2019 08:21

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サウジアラビアを訪問中の三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が17日(現地時間)、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会った。6月にソウルでの面談後、3ヶ月ぶりのことだ。

同日、サウジアラビアの国営通信社SPAによると、李副会長とムハンマド皇太子は、技術、建設、エネルギー、スマートシティなどに関する投資について議論した。また、サウジアラビアと三星が協力できる様々なビジネス機会についても話を交わしたと、SPAは報じた。

ムハンマド皇太子は、高齢の父親に代わって事実上、サウジアラビアを統治する実勢皇太子と言われている。2016年には石油中心の経済構造から脱却して、民間経済を活性化するための「ビジョン2030」を発表し、大規模な建設情報技術(IT)事業を率いている。

ムハンマド皇太子が6月に訪韓した時も、李副会長と緊密な協力関係を誇示した。李副会長が、国内5大グループのトップたちと一緒に、三星の迎賓館ともいえる承志園(スンジウォン)にムハンマド皇太子を招待して、ティータイムを持った。ティータイム後、李副会長とムハンマド皇太子はさらに1時間ほど話を交わした。李副会長は、ムハンマド皇太子との相次ぐ会合で、サウジアラビアの2030ビジョンを実現する際に、第5世代(5G)モバイル通信のインフラ、スマートシティ建設など、三星が協力できる事案について集中議論したと伝えられた。

14日、サウジアラビアに向け出国した李副会長は、三星物産の現地地下鉄工事現場に立ち寄って、秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)連休も熱心に仕事をしている従業員を励ました。

李副会長は、2月はアラブ首長国連邦(UAE)のシェイク・ ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン・アブダビ皇太子とUAEの現地と韓国で相次いで面談するなど、中東での歩幅を広げている。


金玹秀 kimhs@donga.com