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小泉進次郎氏の「育休発言」、不公平論議拡散

小泉進次郎氏の「育休発言」、不公平論議拡散

Posted September. 11, 2019 08:00,   

Updated September. 11, 2019 08:00

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小泉純一郎元首相の次男、自民党の小泉進次郎議員の育児休暇発言で、論議が起こっている。「育児休暇が珍しい日本で将来を嘱望される政治家が問題を取り上げて少子化に対する関心を高める」という期待と、「国民が育児休暇を取りやすい環境を作ることが先」という批判が交錯する。

小泉氏は2009年に政界入りした時から父親に似た容貌と発言で有名になった。若くして当選4回の小泉氏が首相に挑戦するのではないかという観測も流れている。小泉氏は先月、4歳年上の有名アナウンサー、滝川クリステル氏との結婚を発表し、年明けの第1子誕生後に育児のための休暇取得を検討していることを明らかにした。

毎日新聞などによると、野党国民民主党の泉健太政調会長は9日、記者会見で、否定的な考えを示した。泉氏は、「育休を取りたくても取れない人がたくさんいる。今の育児休業給付金制度だと給料が減ってしまうから。一方で、国会議員は給料が満額得られる」とし、不公平を指摘した。泉氏は、「(育休を)取る前に自民党、経団連と交渉して『全ての労働者に対して育児休業給付金、原則100%を実現しないと自分は育休を取らない』と言ってもらいたい」と語った。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com