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正義の党「曺国任命、司法改革の見地から尊重」

正義の党「曺国任命、司法改革の見地から尊重」

Posted September. 10, 2019 08:34,   

Updated September. 10, 2019 08:34

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正義の党は9日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の曺国(チョ・グク)法務部長官任命をめぐって、「司法改革という大義の次元で大統領の決定を尊重する」とし、野党で唯一、歓迎の意向を明らかにした。

正義の党のオ・ヒョンジュ報道担当は論評を通じて、「曺氏の任命に対する野党の批判、国民の憂慮を乗り越え、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領も果たせなかった司法改革を必ず成し遂げることを願う」と述べた。正義の党は、曺氏の国会人事聴聞会の翌日の7日にも「大統領の任命権を尊重する」とし、事実上、曺氏を「正義の党のデスノート」に載せなかった。正義の党のデスノートとは、現政権に入って正義の党が非適格と判断した候補が漏れなく脱落したことで生まれた言葉だ。

しかし、過去に道徳性検証を主な基準に非適格かどうかを判断した正義の党が、唯一曺氏には改革性を大義名分に適格判断を下したため、正義の党内外では「与党『共に民主党』の顔色をうかがっている」という指摘が続いている。選挙制改革に欠かせない「共に民主党」との協力も重要だが、原則を捨てる決定を下したということだ。「正しい未来党」の河泰慶(ハ・テギョン)議員は7日、フェイスブックに、「正義の党のデスノートは死んだ。もはや『機嫌取りノート』と呼ばなければならない」と批判した。正義の党のオンライン掲示板やフェイスブックにも、同様の指摘をする党員の糾弾が続いた。


姜聲煇 yolo@donga.com